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ADDと診断されました。 勉強しはじめたばかりなのに、 コンサー タ…悩みます 集中力がなく自己嫌悪です。民間療法、薬物療法… 勉強を続けたいし、進路にも迷うし、悩みます
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 ADHDについてと銘打った本ではじめに読んだ本です。
はじめに読んだ本としてよかったと思うのは、著者がジャーナリストで、専門家ではないことで広く取材して書いたということ。ADHDの概念がアメリカなので、やはり英文訳の本が含まれていること。
 まだ概念や治療の方向性がはっきりしていない中で、専門家の個人的な意見の本を読んで、知識がかたよってしまうよりは良かったなと思います。

今まで脳ブームの「脳活性化」などについての本を読んでしまっていたけど、やっぱりADHDの専門で特化してるものを読むべきであった。

 感想はおいおい書きます。
 スティーブ・ジョブズやホリエモンなど具体的な人をあげて解説し、ADDの日常での対処方法など記されていた。

 「ADHD」や「ADD」はごく最近できた概念で、日本では、診断されて治療を受けてる人々は問診などが多いみたい。実際に三つ葉は問診のみ。

 MRIや脳内ホルモンをはかっていたり、脳の血流を計っているのではないから、「傾向」としてしか診断できないと思う。ドーパミンやセロトニン分解物質 5HIAAを調べるわけでもないから欝症状も問診。

セロトニン → Mao酵素によって分解 → 5HIAA

脳の血流が盛んだがその部分の脳の活動は盛んでない場合もある

 血流とドーパミンなどのモノアミン系の分泌量と作用が相関関係であるとも限らないしね?
これって判断するの難しいと思う~。

 でも三つ葉はやっぱりADDだと確信しつつある。(もちろん、この定義が、「そういった脳の働き方傾向にある人々」というくくりで)

 しかし、ADDの本を読むと、ADDでよかったかも知れないって思うほうが大きい。ADDの偉人の話なんて、面白いもの。ねー。

 著者は英文化卒のジャーナリストで多分野の翻訳著書があるけど、医療専門職ではない。で、たくさんの参考文献が巻末に連なっていた。
 
上記の本を書くにあたっての著者の参考文献(巻末に載ってた)
 このアマゾンの羅列は我ながらイイ!アマゾンさえ急にその表示方法を変更しないならば、中古の価格が一覧できるものね。それで安いものをゲットできれば嬉しい。
 アマゾンだって過渡期であって、変更して欲しいシステムは中古本屋が各店で2冊以上で送料割引という得点を使い切るのに、中古本屋からの検索をスムーズにして欲しい。めんどいよね。ったく。これは誰もが思ってることだろうからそのうち改善されるだろうけどね~。ふぅ~。
 この参考文献はとても興味深い。この本は2007年出版で参考文献はそれ以前に出版されたというもの。やはり、アメリカが定義したから、アメリカのものは読んでおくべきだろう。
 この本はわかりやすく、ADDを知らない人、医療専門家ではない一般の人に面白く読んでもらえる感じで噛み砕いて書かれている。参考文献をみて、納得と思った。
 ADDの2つの中核症状と主要な3つのタイプ
1 活動過多タイプ
眼窩回の位置を様々な角度から見たアニメーション
眼窩皮質
眼窩回の位置を様々な角度から見たアニメーション。赤く塗られているところが眼窩回。
 男性に多い典型的なADDタイプ
 行きあたりばったりの衝動性でいつもせわしなく動き回っている。
 前頭前野の中でも特に下眼窩皮質と呼ばれる部分の機能が低下すると常に刺激を受けやすくなり抑制が利かなくなることなどが明らかになっている。

噛む運動で、咀嚼筋を働かせて、脳の前頭葉外側下部眼窩回にある咀嚼中枢が活性化する
このとき脳血流は活性化された咀嚼中枢領域と運動する咀嚼筋で増える
2 妄想過多タイプ
前頭前野背外側部
背外側部
 女性に多くすぐに集中力が途切れてしまう比較的活動力が少ないタイプ
常に連想や空想などをしていますが活動力が低いため他人からは無気力な人と思われがち。
 前頭前野の中でも特に背外側部と呼ばれる部分の機能が低下すると、注意を持続したり物事を選択分配する機能が損なわれる。
また計画性や実行性にも乏しくなるということが明らかになっている。
3 強迫症タイプ
前帯状皮質
赤色で示す所が、左大脳半球の前帯状皮質。右大脳半球は透明にしてある。
 最近、第3のADDとして注目を浴びていタイプ
 決まり切った作業を好んだり融通があまりにも利かないという普通のADDとは反対の行動特性をも兼ねそなえている。
医学的にはアスペルガー症候群という高機能自閉症(知的発達を伴わない自閉的人格障害)を併発しているのではないかと考えられている。
 このタイプは友人関係がうまく作れないある行動や考えに強くこだわる、特定の分野にのみ知識が集中している、意思疎通が苦手、身振りや含みのある言葉などの非言語的メッセージをうまく理解できない、反復的な変わった身体動作をするなどの特徴がある。
 このようなアスペルガー独特の行動傾向は意識の切り替えをつかさどる前帯状回という脳の部位の不具合が関係しているのではないかという研究がある。
4 その他のタイプ  他に情緒の安定をつかさどる側頭葉にも機能低下が見られる攻撃的タイプ
 非常に気分が変わりやすく突然癇癪を起こししたり、パニックに陥ったりするのが特徴。
 このように機能が低下している脳の部分は必ずしも前頭前野のみとは限らず他の部位の不具合と相まっている。
 いくつかのタイプが入り交じっているADDも珍しくはなく、行動の特性はそれに応じて複雑なあらわれ方をする。

その他の ADDについての分類
ポール・スウィングル博士によるADHDの7つのタイプ
ダニエル・エイメン博士によるADHDの6つのタイプ

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