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ADDと診断されました。 勉強しはじめたばかりなのに、 コンサー タ…悩みます 集中力がなく自己嫌悪です。民間療法、薬物療法… 勉強を続けたいし、進路にも迷うし、悩みます
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本「すぐに使える! 心理学」からADHDの記述の部分-

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④ADHD
 ADHDは注意欠陥・多動性障害と訳し、授業に集中できない(不注意)、椅子に落ち着いて座っていられない(多動性)、自分の順番が待てない(衝動性)などの症状をもつ子供を指します。
原因はまだ不明ですが、集中力や衝動を抑えられない脳神経に関わる病気だと考えられています。
小学校入学前に発症していることが診断の際の基準となります。
01年に行われた厚生労働省研究班の調査によると、ADHDの疑いがある小学生は1000人当たり3.7人にのぽることがわかりました。
 ADHDの研究が進むアメリカでは、全障害児教育法という法律があり、障害が認定されれば、担任や特殊教育の先生、心理や医療の専門職、保護者で構成する委員会が症状に見合った個別教育プログラムをつくります。
そして、州の中には教師にADHDのセミナー受講を義務付けるところもあります。
残念ながら、日本ではまだそのようなシステムが確立されているとはいえません。
ADHDの児童の学習教育は、とても難しいのが現状です。
しかも、病気ではなく、「能力的に劣っている」という偏見をもたれることも多く、本人や家族が苫しむことも多いのです。
 ADHDは知的水準とは関係なく、また思春期を過ぎると自然に回復するといわれています。
しかし、周囲が理解を示さず、叱るなどの対応をとると、自暴自棄になったりごっつ症状をもたらす危険性があると指摘されています。
一刻も早く、医療、学校、家庭の三者が協力する態勢を整えることが求められています。

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