パニック障害について( ..)φメモメモ


眠りが浅い人は脳に異常をきたしている可能性がある
岐阜大学大学院　精神病理学分野 教授　塩入俊樹先生

眠りが浅い
全ての原因が扁桃体(へんとうたい)にあるとは言い切れないが
扁桃体が過敏になることで起きている可能性がある

扁桃体(へんとうたい)
⇒怖いものや嫌な物を見た時、その刺激を感知し、
交感神経の活動を高めるなど、危険を回避するための指令を出す働きをしている場所。

不眠の人たちの扁桃体が過敏になっていた原因は『ストレス』
ストレスにより扁桃体は暴走するケースがある


■重要キーワード２ 実は扁桃体は睡眠中に暴走しやすい
パニック障害の原因は扁桃体による暴走が原因
暴走する要因の１つはストレス
睡眠中暴走するのは脳内の二酸化炭素が増加したことが原因
睡眠中は脳の活動が低下するため、日中に比べ、脳の酸素は減少し
二酸化炭素が増加するこれを危険が迫っていると勘違いし、パニック発作になる

パニック障害
⇒突然激しい動悸や呼吸困難などのパニック発作が起きる病
命を奪うものではないが、度々襲う発作から、うつ状態になったり、
最悪の場合、自ら死を選ぶケースもある
患者数は約100万人


■重要キーワード３ 扁桃体を暴走させずにぐっすり眠れる方法
認知行動療法
⇒物事を客観的に捉えてポジティブに考えるクセをつける治療法

コラム法
認知行動療法をアレンジした、誰でも日常生活で使える！
コラム法とは日頃の考え方を用紙に書き出して整理する方法
以下の１～４を書き出してみる
特に４が重要！
１．出来事：自分がストレスを感じた時の出来事は何か？
２．気持ち：その時、どういう気持ちになったか？
３．考え方：そして、その後どういう考え方をしたか？
４．ポジティブにな考え：別の考え方をしてみる。「ポジティブに考えてみる」ことをします。

例）上司に怒られた場合
１．出来事：上司に怒られた
２．気持ち：つらい
３．考え方：自分は必要ない人間だ
４．ポジティブにな考え：部下を一人前にするために自分のために怒ってくれた