AD/HD（注意欠如・多動性障害）の人が大人になったら？発達障害の理解その２
からの引用です

AD/HDで男女とも特に問題なのは2次被害と呼ばれるものです。

ミスに疲れて生きる意欲を失う
　　　　　↓
いくら頑張っても出来ないため

劣等感や挫折感を抱きやすい
　　　　　↓
幼い頃から失敗をとがめられ、傷ついてきたの
で自身をなくしています。

不眠やアルコール依存になる
　　　　　↓
衝動性が強い人はさまざまな場面で抑制が効かず摂食障害、
依存症、睡眠障害になりやすい

うつ病や不安障害になる
　　　　　↓
人間関係の破たん、家庭内不和、いじめや不登校、金銭問題、
職場での失敗など

反社会的になる
　　　　　↓
劣等感や自分を受け止めてくれる人がいないため、怒りっぽくなる。
＊注意（これらの事が必ずおこるというわけではなく、このような事例のことが比較的多いということです）

対処するために本人がどうするかは
ダメなところの背景を知りなぜミスをしてきたかを
見直すことで自分の中に希望を見出す。

小さな成功に目を向け喜び合える相手を探す。
生活のリズムを整え、ストレス解消のため運動をする。
時間のルールを決める

便利な小物を使う

小さいメモ帳と筆記用具
（カレンダーがあると尚よい）
いつも持参し言われたことや気がついたこと、しなければい
けないことをメモをしておき寝る前にもう一度
見る

携帯電話
スケジュール機能を使ってアラームでやることを
アラームで知らせてくれるようにする

キッチンタイマー
集中しすぎて次のことを忘れたり、時間を決め
てやりくりするため

ICレコーダ
会社などでたくさんのことを言われても処理し切れなかったり
言われたことを忘れたりするのにもう一度聞いたり
思いついたことを録音するため。

小物入れ
片づけが下手なので手紙、重要書類はここ、鍵、財布はここと
決めておかないといつも探さなくてはならないため。

これらを駆使することで生活や仕事のミスを減らしていくことができます。


AD/HDに対してマイナス面なことばかり書いてきましたが長所もあるのです。

長所
◎いつも柔軟に行動が出来る。
◎新しいアイデアがひらめく
◎好きなことにはずっと集中していられる
◎好奇心が旺盛、危険なことにも、恐れずに挑戦する
◎決断してから行動に移すまでが早い
◎人の為なら行動が出来る
◎ボランティア精神が旺盛
◎勘がするどく人の表情を読み取る
◎気持ちの切り替えが早い
（人によっての差はあります）

このようなことで自分が得意だと言うことを認識すれば
自信や自尊心がもてるし周りの評価もマイナス面ばかり見られずに
よくなるのではないでしょうか。

本人が頑張って出来ることや特性を書きましたが
家族や周りの人たちもAD/HD の特性を知って理解し
助け合っていくことが生活や仕事をしていくうえで重要で質の高い人生へとつながります。

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大人のAD/HD　片付けられない私

ゆがんだもの　レトロなもの
ADHDの尊厳


ちなみに、三つ葉が二次障害で腹たったときを表している歌。
歌詞が「二度とえらそうなこといえないよ。（いろいろ知ってしまったから）」
つまりこれは、「おまえら、えらそうなこといえるのか？？」とも置き換わる。

「授業中寝ているのはいけないと思いまーす。」非難している奴は髪を赤くそめた。＝「ひとりだからやってるけど、学校の品位を落としているだろ？」っていってやりたくなる。
三つ葉は髪がほんとうは赤かろうがなんだろうが気にならないけど、もし赤い髪がえらそうなことを言っていたら、どうなの？って思う。
えらそうなこといえる人ってなんなの？？完璧かよ？って思う。